第九回 地霊星医院(9-6)
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と」 「しかし、陆萌亚をどう捜そうかのう?」 鲁乗が首を捻る。 「私が捜すわ」 そう言ったのは、萍鹤だった。雷先が颔く。 「何だか自信がありそうだな。よし、頼むぞ。ただ、谁か一人、钢先についてやらないと」 鲁乗が手を挙げて、 「わしが残る。钢先に薬草を煎じてやらんとな。そういうのは得意じゃ」 役割が决まって、雷先、李秀、萍鹤、百威は宿を出た。鲁乗は薬草を取りだし、分量を量り始める。 そのとき、ずっと寝ていた钢先が口を开いた。 「すまないな、こんなことになって」 「おう、気が付いたか。なあに、ずいぶん无理をしてきたんじゃ、ゆっくり休め」 そう言って、鲁乗は状况を説明した。 钢先は水を饮んで、また寝台に寝る。 「しかし、残ってくれたのが鲁乗でよかった。ちょっと话したいことがあったんだ」 「なんじゃい、改まって」 鲁乗は手际よく薬草を煎じながら讯く。 「あんたに、この一行の副団长になってもらいたい。みんなにもそう言っておく。そうした方が、何かあったときにも混乱を防げる」 「钢先、お主……自分がSiんだ场合を考えているのか」 鲁乗が深刻な声で言った。钢先は苦笑する。 「みんな、旅の目的がバラバラだからな。もし俺がいなくなったら、安全に解散させてくれ」 「その前に、副団长ならば、団长をSiなせないように努めねばな」 そう言って鲁乗は、汤気の立つ煎じ薬を差し出した。